まだ半年なのか、もう半年なのかとらえ方は人様々でしょうが、
震災があったことはなにか非現実的な、本当にあったことなのか
そんな感覚になる時があるのは私だけでしょうか。
今度の日曜日で、東日本大震災から半年になります。
被災地の瓦礫は随分と片付き、営業を再開したお店もあります。
着実に復興に向かっているな、と感じる部分がある半面、
この先の道のりの長さに呆然となる気持ちもあります。
山田町にあるびはんスーパーが、震災から5カ月と言う
驚くべきスピードで営業を再開しました。
4か月前にその計画を聞いた時は、努力目標かなと、正直思った
のですが本当に見事に再開され、そのパワーに圧倒されています。
先日、そのびはんの専務と食事をしましたが、その中で
人数が減ったなあと実感すると言う言葉が印象的でした。
どうやったら人が戻ってくるのか、復興すると言っても人がいなくては
進みません。現場を知らない無責任な話しをした自分に恥じ入ります。
ベアレン醸造所では、8月末で店頭募金を終了させていただきました。
緊急的な支援と言う意味合いでの募金は一区切りがついたと考えてです。
工場と、材木町と中ノ橋のお店で合わせてこの半年弱で248,449円もの
募金をいただくことができました。ご協力いただきました皆様には
感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は具体的な取り組みに対する募金に切り替えて行きたいと思っています。
現在は、9月25日に予定しています3回目の被災地山田町でのチャリティイベント
のための募金を受け付けています。ぜひご協力のほどお願いいたします。
この半年の節目を迎える前に、ベアレン醸造所で寄付した義援金の合計が
100万円を超えました。まだままだ微々たる金額ですが、今後も継続的に
そして能動的に被災地支援に取り組んでいきたいと思っています。
ベアレン醸造所の被災地支援に対する取り組みなどは以下のページでまとめて
ご報告しています。
http://www.baerenbier.com/fight-iwate.html